英語ネット
JALT国際大会基調講演:キーワード
The Plenary speakers for JALT2012 Making a Difference are
http://jalt.org/conference/jalt2012/plenary-speakers
Jeannette Littlemore
Metaphor/metonymy, Creative
Özge Karaoglu
Technology, Creativity, Innovation
Suresh Canagarajah
Pedagogy, periphery and center
外国語教授法10のキーワード
1文法訳読法
知識と教養を高める / 指導としては一方通行 / その言語を使用するようにはなりにくい
中高の英語の授業のようだ(なぜそういう状況が生まれるのか:
どのような制約があるのか)。
現状分析としては妥当。
これだけではなく、他のやり方とも組み合わせる。
2 直接指導法
学習者の母語を使わない / 帰納的指導 / 文法規則の獲得につながりにくい
児童英語教育にはよいのではないか。会話の能力は育つのではないか。
言葉のしくみの理解ができるか疑問。
3 オーラル・メソッド:パーマー
音声中心 / 聞くちからと正確な発音が身につく / 直接理解する
生徒が受け身になる。
4 オーラル・アプローチ:フリーズ
ミシガンメソッド、オーディオ・リンガル・メソッド
反復練習中心 / パターンと正確な発音が身につく / 基本文型重視
創造性が育たない。構造主義の影響。
5 コミュニカティブ・アプローチ
タスク(課題)にとりくむ。コミュニケーションギャップ活動。
概念や場面、機能を教える。やりとりを重視する。誤りは許容する。
流ちょうさ:正確さであれば、流ちょうさを重視。
評価が難しい。
6 ナチュラルアプローチ
子どものように修得する。インプット仮説。
Total Physical Response(身体で反応する)
認識にもとづく、現実的ではない、意味の重視
母語の順次性は正しくても、外国語教育としてどうか疑問。無意識的。
7 タスク
学習者によってとりくまれるタスクによって授業を構成する。
現実が反映するようにし、応用可能にする。必然性が必要である。
プロジェクト学習(調べ学習)のこの一例。
8 内容中心
内容理解から自分の考えを深める。能動的に学ぶ。
国際理解やグローバル・イッシュー(環境・開発・人権・平和)など。
ESP(English for Specific Purposes)特定目的のための英語もこの例。
9 学習者中心
自分で目標をつくり、計画をたて、点検し、次のサイクルを回すような自律的な
学習者を目指す。教師は支援の役割。学習者に合わせた教材・学習形態が必要。
クラスサイズが問題。
10 CAL
ネットワーク利用による学習およびコミュニケーションの機会を提供する。
学校や教室、授業のあり方、教師の役割が問われることになる。
知識を伝達する教え方から、より創造的な授業への転換が求められる。
自律学習の促進。意欲を高める。評価に課題がある。